About

今回の趣旨(主宰のパンダより)

パンダ音楽祭といえば、好きな食べ物や飲み物を自由に持ち込んで友達や家族とワイワイ楽しむ「ピクニック気分のフェス」でした。これまでは。新型ウイルスは、それをできなくしてしまいました。東京都が管理する会場が「飲食禁止」になったのです。観客数を定員の50%以下にする決まりもあります。コロナのバカヤロー!でも仕⽅ありません。いまはみんなで感染拡⼤防⽌に取り組む時期。みんなでワイワイ!はまだ難しそうです。

主宰のパンダは考えました。記念すべき第10回。だけどこれまで通りにはできない第10回。従来のコンセプトをひきずって中途半端になるくらいなら、いっそ「いつもと違うけど、これはこれでアリだね」てな新コンセプトでやってみよう。今回特別に。

悩んで悩んで決めました。みんなでワイワイの反対 = ひとりでじっくりなフェス = 「おひとりさま限定フェス」やります。食べれない飲めないしゃべれないなら、むしろ「ひとりで音楽に浸り切る日」にしようじゃありませんか。

友達との会話は楽しいけど、フェスの主役はあくまで音楽。全集中でどっぷり音楽に浸る時間もいいものです。「フェスでぼっち」で肩身の狭い思いをすることもありません。みんなぼっちだから。ステージのアーティストもぼっち。観客席のあなたもぼっち。ぼっちからぼっちへ贈る、歌のメッセージ。そして500人のぼっちが一堂に会し、同じ空間、時間、音楽を共有したら、特別な何かが生まれる気がしています。ぼっちだけど、ぼっちじゃない。

  1. おひとりさま限定フェスにつき1名様での参加のみとなります。
  2. 定員1212席の50%以下=500席少々で開催します。間隔を空けて座るのでパンダ音楽祭史上最もゆったり贅沢。全員VIP気分。
  3. 全席指定席です。ちょっとトイレに、という時でも席キープの心配ご無用。
  4. 東京都の感染拡大防止ガイドラインに基づき、入場時の検温、手指の除菌、マスクの着用、間隔の確保等にご協力ください。

会場に入れる人数はいつもの半分以下(なので値上げしてますごめんなさい)になってしまうので、参加できない人のためにリアルタイムで生配信もやります。おうちからフェスに参加してるような気分になれる配信を目指しますので、どうぞよろしくお願いします。

こんなのパンダ音楽祭じゃないという方もいらっしゃるかもしれません。でも、パンダ音楽祭らしさなんてどうでもいいんです。音楽を聴きたい人がいて、奏でるアーティストがいて、やれる場所がある。いまはそれがありがたい。少なくとも無観客配信だった1年前よりは全然いいです。こうやって少しずつ、元の世界へ戻っていくといいなと思います。

長くなりました。10年目にして超変則的なパンダ音楽祭。きっと思い出に残る1日になることでしょう。会場で参加するか?おうちで参加するか?いずれにしてもどうぞお見逃しなく!